クライミング特集【後編】!プロフリークライマー安間佐千さんのお話

P1100794

この記事は前編の続きです。

御岳渓谷の下流に足を運んでいくと、一般の遊歩道からは外れた場所に沢山のクライマーの方が集まっている場所があります。

一般の登山者の方が通らないここは、クライマーにとっては大きな岩の集まる、御岳でも有名なクライミングスポットになっています。

今回はそこでクライミング中だったプロフリークライマーの安間佐千さんにお話を伺うことが出来ました。

P1100794

現在26歳の安間さん(写真右)は世界で活躍するプロフリークライマー。

どれくらい活躍しているかというと、
12歳でクライミングを始め、13歳でジュニアオリンピック3位入賞。
2012年2013年ワールドカップリード種目総合2連覇。
現在も世界中の大会を転戦しているトップアスリートです。

正直クライミングど素人の筆者がお話を伺うのも恐縮だったのですが、安間さんはとても気さくにお話を聞かせてくれました。

山登りが好きだったお父さんの勧めもあり小学校6年生の時にクライミングを始めたという安間さん。

「始めた当時はまだクライミングの認知度も少なくて、なにかと危険なスポーツというイメージを持たれていましたね。『社会に背を向けて岩を登っている』、みたいな(笑)」

「でも最近は、ボルダリング、と言えば分かる人が多くなってきました。スポーツとしての人気が出ることは基本的にいいことだと思っています。」

P1100788

クライミング人口の増加によるマナーの問題についてお話を伺うと

「確かにマナーの問題はあります。ですが個人的にはあんまりうるさく注意しすぎるのもどうかと思っている所もあります。」

「岩に付けたチョークを消すのは世界共通のマナーですが、実際世界中へクライミングをしに行っていると、日本だけのルールみたいなものもあるんです。」

「例えば、他人のマットにクライミングシューズ以外の靴であがるとマナー違反になるのは日本だけ。とっさに危なくてやむを得ない場面もあるので、海外ではマットが汚れることを気にする人はいません。」

「ですので、みんなが言うからそれがルールになってしまうんじゃなくて、なぜそれがルールになっているのかを考えることの方が重要だとも思っています。」

と語ってくれました。

そもそもプロフリークライマーの安間さんですが、この日が自然の岩は始めてというタイ人のお友達と一緒にクライミングをしに来ていました。

「クライミングの魅力は岩を登ることももちろんですが、こういった場所で始めて会った人と話をする、コミュニケーションができるということも大きな魅力です。」

P1100793
自分のことを「もともと内向的な人間」だと話す安間さん。
クライミングを通して世界中に行き、色んな人とコミュニケーションをする機会が持てたことで、自分の世界が小さくならずに済んだ、と話します。

「人と話さないと登り方とかも分からないスポーツなんです。だからコミュニケーションした方がうまく行く。そういった岩の前での出会いも僕にとってはとても重要だと感じています。」

「だからケンカせずに、この岩はどうやったら登れるんだろう、それを解き明かしていく楽しみを純粋に感じられるといいなと思います。」

そう話している間にも、この日たまたま出会ったクライマーの方にアドバイスを求められ、笑顔で応じる安間さんは本当に楽しそうにしていました。

ここ御岳は初心者でも最も来やすいクライミングスポットの一つです。

初心者でも分からないことがあれば近くの人に聞いてみる。
そこから生まれるコミュニケーションが、さらにクライミングを面白くさせる。
そういった所が、クライミングというカルチャーの魅力につながっているように感じました。

気になった方はこれを機に、クライミング、はじめてみてはいかがでしょうか!

以上、御岳渓谷クライミング特集でした!

この記事に関するお問い合わせは
森の演出家事務局
080-6788-5073


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る